私たちは
武力とお金とウソで
支配された世界に
住んでいる。
この事実を受け入れたうえで、
私たちは
何をすべきなのか、
何ができるのかを考え、
それを実行するのが
当HPの目的です。
「私たちは自由、平等、博愛を求める民主主義社会に生きている」
なんていうのはキレイなウソです。
戦争や貧困がなくならないんだからウソです。
「いや、ウソじゃない。私たちに話し合いや行動が足りないから、民主主義が上手く働いていないだけだ」と信じたくなるかもしれませんが、
これもキレイなウソです。
私たちに話し合いや行動が足りないのは本当だけど、
民主主義だなんてウソです。
キレイなウソが隠しているのは、汚い事実。
世界の基本構造は弱肉強食です。
人間も生き物だから弱肉強食は当然だけど、
それはキレイなウソで隠されています。
ウソを信じている人たちは、
人間社会の弱肉強食を本気で解決しようと思いません。
だって、その人たちにとっては、
民主主義の社会で適切な話し合いや行動を積み重ねれば、
そのうち大企業や政府までもが動きだし、
人間社会の弱肉強食はいつか解決されるものだから。
「戦争や貧困は大きな問題だが、民主主義が成熟すればいつか解決される」
なんて信じているから。
だけど、本当は大前提の民主主義がウソ。
支配の歴史を紐解けば、
いちばん武力を持っていた者たちが支配者となり、
お金を作り出す方法を編み出し、
自分たちにとって都合のいい行動を人々がするようにウソをついて、
その支配をさらに確実なものにしてきました。
つまり、「殺されたくなければ従え」「お金をやるから従え」というアメとムチを組み合わせて有力者を従わせ、いつ・どこで・誰が・どうやって・何のために支配を行っているのかすら人々に分からないように情報を操作するのです。
さらに、人々が団結して立ち向かってこないように、
武力とお金とウソを使って人々を分断・対立させるのです。
武力とお金とウソを使って一度でも権力の座についてしまえば、
あとは法律を使って国の基本的な形を思い通りに設計できます。
法の支配が成り立つのは、法律に背く者には罰が待っているからで、
罰を下す権力の根本には武力があることを忘れてはいけません。
そして、法を破っていない者でも、支配者にとって邪魔であれば、あらゆる手段で排除されます。その排除のやり方が違法でも、支配者が強者である限りは決して罰せられません。
これが弱肉強食の世界です。
支配者たちは、自分たちの思い描く理想を実現させるために、できる限りのことをします。その過程で引き起こされる戦争や貧困は、ありもしない民主的な国の政治に頼っても解決できません。
それでは、武力とお金とウソで支配された世界で、
私たちは何をすべきなのか?何ができるのか?
これこそ私たちが考えるべきことです。
この章では、「私たちは武力とお金とウソで支配された世界に住んでいる」という事実を論理的な説明だけでは受け入れられない人のために、実際に起きた事件を例に実証していきますので、是非ご覧下さい。
なお、扱う事件は必要最小限のものに限っています。人類の長い歴史を全て追っていくのは不可能に近いですし、これからどう生きるのかを考えるのには、それほど多くの歴史的考察は必要ではないと考えるからです。むしろ、完全解明の不可能な歴史研究に没頭するのは本末転倒と言えます。歴史は常に勝者によって改変されうるものですから、自信を持って「これは確かだ」と言えることなどあまりないのです。これを理解したうえで、より善い生き方を模索しましょう。このHPの更新情報、イベント情報、連絡事項はブログでお知らせしますので、そちらも合わせてご覧ください。