リンク集で紹介した「はやし浩司さんのYoutubeチャンネル」を見れば、宇宙人がこの地球に存在したことは明らかです。問題はそのあとで、「宇宙人が存在したからなんなのか?」「宇宙人とどう関わっていくのか?」ということを考える必要があります。
まず、宇宙人問題に対する私の結論から述べましょう。
私の結論:
「守るに値する世界を創るには、人類ひとりひとりの質が向上すればいいだけである。だから、基本的に宇宙人は放置しておけばいいし、人類にはそうすることしかできない。万が一、宇宙人が大々的に人類に接触してきたら、そのときは、できるだけ友好的に接する他ない」
次に、このような結論を導いた理由を説明していきます。
何を考えるにしても、第一に考えるべきは、その目的です。
宇宙人のことを考えてどうしたいのか?ということです。
私の場合、守るに値する世界を創ることが目的です。
この目的を達成するのに宇宙人を無視できないのなら、宇宙人について考える価値はあります。
すると、まず気になるのは、宇宙人が今現在も地球に存在するのか?ということです。はやし浩司さんのYoutubeチャンネルを見れば、宇宙人が地球に存在したことは確かですが、今現在も存在し続けているかは分かりません。
はやし浩司さんの場合、奥さんと一緒に巨大UFOを目撃してしまったという衝撃的な体験から調査が始まっているそうなので、今現在も宇宙人が地球にいると確信しているでしょう。
しかし、私を含め、多くの人は宇宙人もUFOも見たことがないのではないでしょうか?
存在確認は難しいので、仮に今現在も宇宙人が地球にいるとしましょう。
そうすると、目的達成に影響してきそうなのは、
「①宇宙人が邪魔で目的達成が妨げられている場合」
「②宇宙人の科学技術を使うことができれば目的達成が楽になる場合」
の2つだと思います。
①は、科学技術の差から考えて人類に勝ち目はありません。百歩譲って何らかの方法で対抗する術を手に入れたとしても、人類ひとりひとりの質が向上しなければ、宇宙人と闘ってまで守る価値はこの世界にないと思います。それならば、はじめから宇宙人との闘いを目指さず、人類ひとりひとりの質を向上させることに力を注げばいいのです。これは、弱肉強食の世界の支配者が誰だろうと変わらない方針です。
②は、科学技術さえ手に入れればいいので、宇宙人と対立する必要もなく、比較的ありえる話です。しかし、科学技術が進歩しても戦争になったように、科学技術と人類ひとりひとりの質の間に必ずしも正の相関があるとは言えません。それに、たとえ科学技術が今日よりも一切進歩しなくても、人類ひとりひとりの質が向上すれば、それが守るに値する世界への一番の近道です。また、宇宙人が彼らの科学技術を人類に渡したくないと思えば、宇宙人との対立が生まれますから、彼らの科学技術を積極的に求めることにも危険性が伴うわけです。
このように、簡単に思いつく2つの場合を検討してみましたが、どちらも守るに値する世界をつくるという私の目標を達成するには危険な回り道でした。
私の結論:
「守るに値する世界を創るには、人類ひとりひとりの質が向上すればいいだけである。だから、基本的に宇宙人は放置しておけばいいし、人類にはそうすることしかできない。万が一、宇宙人が大々的に人類に接触してきたら、そのときは、できるだけ友好的に接する他ない」
が導き出されたのはこういうわけです。
宇宙人の話は大変面白いのですが、私の目的達成にはあまり影響しないものでした。
ひとつ期待するとすれば、人間やヒトデナシが宇宙人の存在を知ることで、自らのちっぽけさに気が付き、その強欲で凝り固まった考えが揺さぶられ、少しは謙虚になることぐらいです。
みなさんも宇宙人問題を考える際は、まず、その目的から考えてみてください。そうすればスッキリと考えが整理させれるでしょう。